こんばんは、獣医師の橋本です。
先週の土日、WJVF第４回大会に参加してきました。
WJVF（West Japan Veterinary Forum）は、
いくつものセミナーが同時に複数の会場で行われる大きなフォーラムです。
獣医師や動物看護士向けのセミナーの他、市民公開講座や企業展示も行われます。
本当に有意義だったこのフォーラム、ほんの一部をご紹介しますと、、、
神志那先生と齊藤先生の神経病学セミナー
小脳と前庭の疾患について、でした。
小脳は姿勢や運動の制御をしており、前庭は体の姿勢や平衡を維持しています。
そのため、これらに異常がおこると姿勢や歩きや動きに特徴的な症状がみられることが多いです。どのように病気が起こるのか? どのように診断するか? どのように治療するか?
たくさんの動画と共に教えていただきました。
枝村先生の整形外科学セミナー
整形外科疾患というのは、”びっこを引く”病気などのことです。
整形外科の病気なのか、もしくは実は神経の病気なのか、ちゃんと見きわめる必要があります。
セミナーでは、前肢と後肢をどのように触診するのか、
若いワンちゃんと老齢のワンちゃんでは多い病気も異なるので
それぞれどのようなポイントで診察していくのか、などなど、
具体的な方法を色々と学ぶことができました。
朝から晩までセミナー尽くしだったため、
メモをとるためにこの2日でノート1冊使い切りました。
今回もしっかり復習して、今後の診察に活かしていきたいと思います！
