治りにくい耳の病気 治る!治す! 耳の内視鏡検査

外耳炎になりやすい犬猫の耳のカタチ

来院理由 第1位<外耳炎>

動物病院に来院する理由の中で、ダントツに多いのは耳の病気。外耳炎です。外耳炎はやっかいな病気で、一時的に良くなっても、外耳炎が慢性化してしまって治療を繰り返すコもたくさんいます。なぜなら、従来の獣医療では耳の処置・治療は困難だったのです。

犬猫が外耳炎になりやすい理由のひとつは耳の構造

犬や猫の耳の穴は途中でトンネルが曲がっており(図矢印)、 耳道がまっすぐの人間に比べて複雑です。その為、耳の奥や鼓膜までが見えにくく、処置が困難でした。その為、今までの獣医療では盲目的な治療がなされてきました。
鼓膜をうまく確認出来ないままの治療、かろうじて確認できたとしても奥の耳垢や鼓膜の異常に対して治療が出来なかったのです。

難点をすべて解決してくれる"耳内視鏡システム(オトスコープ)"

耳内視鏡のメリットと処置の流れ

耳内視鏡システムで治る外耳炎へ
見えなかった根源からの解決

裸眼ではみえにくい耳の奥を処置することで、やっと外耳炎が治癒に向かいます。耳内視鏡での処置は、
“何度も繰り返すこと”“全身麻酔での処置”が必要となります。
外耳炎は悪化していくと、手術で耳を取らなければならないこともままあります。
そういった状況を避けるためには、この耳内視鏡が現在ベストな治療法といえます。