心臓病セミナー@京都

こんにちは、獣医師の橋本です。
先日、心臓病セミナーに参加してきました。
わかりやすくて勉強になる竹村先生の講義が楽しみなこのセミナー。
今回で全8回シリーズの5回目となります。

今回のテーマは”先天性心疾患”でした。
特にワンちゃんに多い先天性の心臓病である”動脈管開存症”、”大動脈弁狭窄”、”肺動脈弁狭窄”について、診断や治療のポイントを教えていただきました。
名前だけ並べると小難しく見えますね。

発生率の1番高い”動脈管開存症”は、生まれてすぐに閉じてしまうはずの大動脈と肺動脈をつなぐ管が、閉じずに残ってしまう病気です。
この管を通る血流は、本来のワンちゃんにあるべき血液の流れではないため、心臓に負担がかかり、左心不全や右心不全へ移行してしまいます。
”先天性”というのは”生まれつきある”ということなのですが、この病気をもっていても、はじめは意外と元気で、パッと見心臓病のないワンちゃんとは区別がつかないそうです。(聴診をすると雑音は聞こえます。)

。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

セミナーは夜に京都であるため、仕事終わりに急いで車を飛ばして出かけます。
途中蹴上の横も通るので、真っ暗な中ではありますが、満開の桜にちょっとテンションが上がりました。
セミナー翌日は休みでしたので、桜♪桜♪と楽しみにしていたのですが、残念ながらひどい雨と風でお花見はできず。。。

天気が良ければ見られたかもしれない
蹴上インクラインの桜の写真(2010.04)を・・・!

11