心臓病セミナー@京都

こんばんは、獣医師の橋本です。
先日、竹村先生の心臓病セミナーに参加してきました。
今回は、全8回シリーズの7回目でした。

今回のテーマは”ネコの心筋症”でした。
心筋症とは、心臓の機能障害を伴う心筋疾患のこととされています。
簡単にいうと、心臓病のひとつです。


ネコちゃんの心筋症はいくつかの種類に分類されていますが、
心臓の筋肉が大きくなる”肥大型心筋症”と
心内膜が異常になる”拘束型心筋症”のふたつが
大部分を占めています。

今回のセミナーで学んだことを一言で言うと・・・ ネコちゃんはなんでもあり! ということでした。
症状にしても、病気の出方にしても、心雑音の出る原因にしても、胸のレントゲンの見え方にしても。
心筋症になると、心臓の動きが悪くなりますので、それによる症状が色々出るわけですが、
その中には”症状なし”までありますのでとてもやっかいです。
何も症状を示さないまま、気付いた時には深刻な状態になっていたり・・・。

今回も盛りだくさんでしたので、しっかり復習して診療に活かしていきたいと思います。

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