こんばんは、
滋賀県栗東市のこにし動物クリニック獣医師の橋本です。
昨日の夜セミナー、テーマは”血液凝固系検査”でした。
先月に引き続き2回目(全2回)です。
”血液凝固系”自体、聞きなれない言葉かと思うのですが、、、
ワンちゃんネコちゃんが何らかの理由で出血した時、体の中では色々な要因が複雑に働いてしっかりと血を止める、その止血の機構のことです。
病気によっては、そして、手術前には、この凝固機能検査を飼い主さまにご提案することがあります。
↑先月のブログにも載せたのですが、改めて・・・
Wikipediaより拝借した”血液凝固カスケード”の図です。
全部は入りきらないのですが、そして、字もぼやけているのですが、
血液凝固に関わる多くの因子や段階を、イメージだけでもお伝えしたくて載せてみました。
この多くの因子や段階も、大きくわけると4つのステップに分かれているそうです。
そして、その4つのステップそれぞれに違う要因や因子が関わっているので、凝固機能を検査するにも色々な項目がありますし、異常が見つかった検査項目によって予想される病気も変わってきます。
今回のセミナーではその内容について細かく教えていただきました。
特にDICというこわーい凝固異常について、詳しく学びました。
本当に複雑なこの分野・・・、しっかり復習したいと思います。
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