避妊手術の大切さ

こんにちは。看護師の吉田です😸

7月12日に大阪のホテルニューオータニで開催された、WJVF第十回大会に参加させて頂きました。その中の一つを今日はご紹介させて頂きたいと思います。

わんちゃん、ねこちゃんを飼われている方は大半の方がされていると思う避妊去勢手術について、少しお話させて頂きます。

避妊去勢手術を行う方は、わんちゃんの場合、女の子は発情出血があるから、男の子は尿を壁などにかけるのが嫌!など、猫の場合女の子は、オスを求めて大きな声で鳴く、男の子はワンちゃんと同様家中に尿を引っ掛けるなどの理由で、手術をされる方は多いと思います。

しかし、もう1つ避妊去勢手術をするべき重要な理由があります!それは、ホルモンの病気を予防し、寿命を延ばすことが出来る可能性があります!

手術で予防できる病気には女の子では、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍。男の子では、前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニア、精巣腫瘍などがあります。

今回は乳腺腫瘍だけのお話になってしまうのですが、乳腺腫瘍もとても怖い病気なのです🙀

わんちゃんで乳腺腫瘍を発症した場合、40~50%が悪性だそうです。

避妊手術をすることで、発情が出る前では、99.5%、1回目の発情後では92%、2回目の発情後では74%予防が出来るといわれています!

ねこちゃんの場合、乳腺腫瘍を発症すると、なんと90%が悪性と言われているそうです🙀🙀

ですが、避妊手術をすることで、6ヶ月齢を過ぎるまででは91%、7~12ヶ月では86%、13~24ヶ月では11%予防をすることが出来ます!

この結果を見て、手術を行う事が出来る6ヶ月齢になったら避妊手術をすることをいちばんお勧めしますが、それ以降も可能であれば避妊手術を行って頂くことをお勧めします!😺

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