学んできました!入院時の食餌管理。

こんにちは!看護師の宇尾です🐟

先日、大阪で開催されたWJVFに行ってきました!

70分程度のお話をいくつか聞かせてもらったのですが、

その中から今回は【入院時の食餌管理】について。

わんちゃんねこちゃんが入院する理由にはいくつかあります。

状態が悪く、病院での管理が必要な子もいれば、

去勢手術や避妊手術などで、基本的に血液検査で異常のない健康な子が入院(当日預かり)することも多いです。


そんな入院しているわんちゃんねこちゃんが“ご飯を食べない”、

ということがあります。

もちろん、入院しているということはどこかしらの体調が悪かったり、、

ということがあるので、それが原因でご飯を食べない、ということがほとんどです。

“ご飯を食べる元気がない”ということです。

しかし、中には“入院”という普段との環境の違いから食べなくなっている子もいます。

これは入院だけでなく、ペットホテルでお預かりしている子の中にもこの理由でお家にいるときより食べない子たちがいます。

そこで大切なのは“その子がお家でどのように過ごしているのか?”ということ。

普段は1日何回ご飯をもらっているのか?どういったご飯を食べているのか?

(ドライ、ドライのふやかし、缶詰のみ、手作り食 など)

お家の過ごし方に近づけることで食べてくれることもあるかもしれません。

特に猫ちゃんのご飯の管理は難しく、そもそも1日を通してだらだらと食べる子も多いので把握がしづらかったりします。

環境によって食べない子に食べてもらう工夫として、

・ご飯の形状を変える(ドライフードをふやかしてみたり缶詰にしてみたり)

・あたためる

・器を変える

などよく聞く工夫のほか、

・お皿ではなく床にばらまいてみる

・フードを使って遊んでみる(投げる動作に興味をもつ子がいる)

・前あしの先端に塗り付ける(猫ちゃんは綺麗にしようと舐める)

なども方法としてはあると教えていただきました。

体調以外に“ごはんを食べない理由”があったときに、それを見落とさないよう、

気を配りながらお預かりすることを徹底していこうと改めて思うお話でした!



WJVF2日目、スイーツタイムがありました♡!


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