こんにちは!暑い暑い夏をいかがお過ごしでしょうか?
原田家はとにかく川遊びをたくさんしました。私たちは誰もいない様な穴場に行くので、普段は滅多に人に合わないのですが、今年は今までと比べて、川にいる人が多かった様に思います。
コロナ禍でキャンプが人気だったりと、自然と触れ合う機会が多いのは、子供にとって多くの学びの機会となるのでいいですよね。私個人的には大型犬も連れて行って、一緒に川で遊ぶのが憧れですが、とてもそこまで手が回らず、実現するのはいつになることやらという感じです。
もちろんブヨやダニやハチだったり、ヘビなども多くおりますし、例年水難事故も非常に多いので、細心の注意が必要ですね。うちは基本は子供が泳げる程度の川には行きません。また、まずは親が一通り歩いて危険スポットを確認することも重要だと思っています。
https://www.pref.gifu.lg.jp/shakai-kiban/kasen/kasen/11652/suinanqa.html
こんなサイト(水難事故に関するQ&A)も話題になりましたね。話の流れで一応掲載します。
さてさて今日はもう一つ皆様に注意喚起を!表題にもあります。そうです。忘れた頃にやってくるあいつです。
誤食事故
かく云う私の猫も、これまでに3回ほど誤食で調子を崩しておりますので、自戒の意味も込めまして、情報共有させていただきます。(先日手術した猫ちゃんの飼い主様にご協力いただきました。ありがとうございます。)
今回はこれです
今までもいたずらしている様子は確認されていたのですが、今回は運悪くちょうど腸に詰まってしまう大きさで胃から流れてしまったのでしょう。
白く綺麗に屋根状のラインが見えています。これがマットです。その下にエコーが全く届いていないことから、異物と判断します。その上で、エコーで腸の拡張が軽度であることから、完全に閉塞して緊急対応が必要か判断するために、バリウム造影検査を実施しました。
翌朝にも胃にバリウムが残っており、大腸に全く流れ込んでいないことから、内科治療は困難と判断し、外科手術を実施しました。
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手術の画像を掲載しております。苦手な方はご注意ください。
私が指差している部分にマットが触知され、その前の腸が赤く腫れているのが確認できました。
閉塞部の少し先の、ダメージが少ない腸の部分を切開し、マットを除去し、縫合しました。
その後はすこぶる元気になり、無事退院して行きました。
今回はすぐに気づくことができ、早い段階で適切な治療が行えたため、無事退院できましたが、発見が遅れると腸が壊死してしまい、亡くなってしまう事も珍しくありません。
少しでも不幸な事故を減らすために、その子その子の特性を理解し、誤食しそうなものを無くしていくことが何より大切です。
うちも色々な扉やドアに鍵がついており、鍵だらけの家になっていますが、それも猫のためと我慢しております。実際病院には誤食で来院されるこは非常に多いです。
少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。