こんにちは、看護師の船附です!
さっそくですが、「ドッグショー」というと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
ドッグショーはいわば「犬の展覧会」のようなものです。
私は専門学生の時に、授業の一貫でドッグショーを見に行きました。
まずたくさんの犬種がいることに驚き、その1頭1頭の毛並み・毛艶の美しさ、犬を連れている人(ハンドラー)のぴりぴりとした緊張感に圧倒されました( ̄▽ ̄;)
ドッグショーは誰でも見ることができます。
犬を見るだけでなく、グッズなどのショッピングも楽しめます✨
・ドッグショーに出ることができる犬種の数
国際公認犬種が100種類以上、グループ別に区切られています。
・1G(グループ):牧羊犬・牧畜犬
家畜の群れを誘導・保護する犬
(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、ウェルシュ・コーギー・カーディガン、ボーダーコリーなど)
・2G:使役犬
番犬・警護・作業をする犬
(グレート・デーン、ブルドッグ、土佐など)
・3G:テリア
穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬
(ジャック・ラッセル・テリア、ヨークシャー・テリアなど)
・4G:ダックスフンド
地面の穴に住むアナグマやウサギ用の猟犬
(ダックスフンド)
・5G:原始的な犬・スピッツ
日本犬を含む、スピッツ(尖ったの意)系の犬
(秋田、柴、シベリアン・ハスキー、日本スピッツなど)
・6G:嗅覚ハウンド
大きな吠声と優れた嗅覚で獲物を追う獣猟犬
(ダルメシアン、バセット・ハウンド、ビーグルなど)
・7G:ポインター・セター
獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬
(アイリッシュ・セター、ブリタニー・スパニエルなど)
・8G:7G以外の鳥猟犬
(アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、コーイケルホンディエなど)
・9G:愛玩犬
家庭犬・伴侶や愛玩目的の犬
(プードル、チワワ、シー・ズー、パグ、パピヨン、マルチーズなど)
・10G:視覚ハウンド
優れた視覚と走力で獲物を追跡捕獲する犬
(アイリッシュ・ウルフハウンド、ウィペット、ボルゾイなど)
・ドッグショーの審査のポイント
犬種ごとに理想像を定めた「犬種標準」、いわゆる「スタンダード」が基準となります。
それに①タイプ(犬種の特質)、②クオリティー(充実度・洗練度)、③コンディション(当日の健康状態)、④健全性、⑤バランス、⑥キャラクター(魅力的な個性)をつけ加えて審査しています。
それぞれの犬種ごとに異なる犬種標準があるため、まったく用途の違うチワワとジャーマン・シェパード・ドッグでも比較することができます。
・もしかしたら、愛犬の親戚犬が出ているかも!?
よく、ペットショップにいる子に「この子のお父さん(お母さん)はチャンピオン犬!」などのフレーズが書いてあるのを目にしますが、血統証明書の先祖犬の中に「CH」の記号があれば、その犬はドッグショーに何度も出て、高い評価を得た犬だと言うことを示しています。
チャンピオン犬になるには、チャンピオンの種類にもよりますが、最低でも4回以上のドッグショーで、複数の審査員から高い評価を得る必要があります。
ドッグショーで何度も優秀な評価を得てら所定の条件を満たした犬がチャンピオンとして登録されます。
チャンピオンになると、その優秀な資質を次の世代へと繋げていくため、血統証明書にもその旨が記され、優秀な犬として記録されます。
実は血統証明書は、たくさんの状態が詰まっていて凄いんです!!
私は「チャンピオン犬の子どもだから価値が高い」とか「この子のこの部分がもう少し良かったら、金額の高い犬だった」とかお金が絡む話になった途端にシラケてしまいますが、美を競う上でお父さん犬やお母さん犬がチャンピオンだったら有利だろうなぁと思います⸜(*˙꒳˙* )⸝
・簡単にまとめると…
長々と書きましたが、私が伝えたかったドッグショーの魅力は…
①たくさんの珍しい犬種が見れる!
②見るだけじゃなく、お買い物もできる!
③自分の愛犬の親戚犬が見つけられるかも!?
④チャンピオンが決まる過程が見れる!
です!!!!!
ドッグショー自体、なかなか奥が深くて、1回見るだけではこの魅力を感じるのが難しいかもしれません…
でも、見応えバッチリなので興味のある方は本当に是非行ってみてください✨
(今はコロナが流行っているので、声を大にして言えませんが…💦💦)
ちなみに…
直近は、5月10日に竜王町にあるドラゴンハットという場所で開催されます。
ドッグショーを見に来ている方同士で、自分の愛犬と同じ犬種を飼っているオーナーさんはもちろん、違う犬種を飼っているオーナーさんともお友達になれますよ👌🏻