こんにちは。獣医師のこくぶです。
突然ですが、「オゾン」ってご存知ですか??オゾン層という言葉なら一度は耳にしたことがあると思います。
そんなオゾンを使ったオゾン療法を本院でも取り入れました
人では血液を採取し、その血液にオゾンを混ぜ、再び体に戻すという、自家血療法や血液クレンジングといったものが一般的に行われていますが、わんちゃん・ねこちゃんではオゾンガスをおしりから入れる注腸療法というものが一般的に行われています。
注腸療法の特徴として、まず、痛みがなく、本人の負担がありません。また、副作用もほとんどありません。
アレルギー疾患で悩まされている子や、疼痛を伴う運動機能疾患、耳疾患、慢性疾患、各種感染症、自己免疫疾患、老齢性疾患などがオゾン療法の推奨疾患となります。特に免疫力の低下している高齢の動物にはおすすめの治療です。
痛いことや負担のあることはしたくないけど、何かしてあげられることはないか、という子は一度ご相談に来てください。予約は必要ありませんので診療時間内であれば、いつでもどうぞ