*こにしACリハビリ通信⑦*

こんにちは。
滋賀県栗東市(草津市・野洲市・守山市・湖南市・甲賀市周辺)の

 

ペットと家族の幸せな暮らしを応援するこにし動物クリニック 看護師の井口です(^^) 

今回は①徒手療法の“関節可動域運動”についてのお話です。

関節可動域運動は、各関節の可動域(わんちゃんが無理なく関節を動かせる範囲)を維持または改善させることを目的に行います。

まず、動かしたい関節より上(体に近い方)を固定します。
動かしたい関節より下(足先に近い方)を反対の手で持ち、ゆっくり曲げていきます。
わんちゃんが痛みや不快を訴えない位置まで曲げたら手を緩め、今度はゆっくり伸ばしていきます。
伸ばす方もわんちゃんが痛みや不快を訴えない位置まで伸ばしたら手を緩め、曲げる⇒伸ばすを10~30回繰り返します。

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関節可動域運動のやり過ぎ・伸ばしすぎ・曲げ過ぎは、痛みを伴い、わんちゃんが受け入れてくれなくなったり、足を使い始めるまでの期間を遅らせてしまう原因となります。
そのため、わんちゃんの様子をよく観察しながら、ゆっくり優しく行い、少しずつ可動域を広げていけるよう、訓練が必要です!

可動域が改善し、足を動かすことに慣れてきたら、自転車をこぐように足を動かしてあげる運動に切り替えていきます。
自転車漕ぎ運動にすることで、足の全ての関節を、可動域内で同時に、より自然に動かすことができます。

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以上、関節可動域運動についてのお話でした☆

 

次回は②運動療法の“反射刺激・起立補助”についてです。

 

 



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