獣医師の谷山です!!
先日骨折治療の一つである
創外固定法
を学びに実習セミナーへと参加してきました。
創外固定法とは何なのかを説明させていただくと、
ネジ付きの金属製ピンで、皮膚の外から骨を固定する治療法です。
骨折が治癒するプロセスにおいては、
折れた骨と骨の間にできる新生骨、つまり
「仮骨」
が非常に重要な役割を果たします。
筋肉と骨の間にある「骨膜」に
血液が行き届くことにより仮骨が生成され、
これが骨となり、骨折が治っていきます。
また、創外固定法は仮骨が
骨の周囲全体にしっかりと生成されるのが特徴です。
(術後に骨が太くなります!!!)
大きく皮膚や筋肉を開かないため、仮骨が充分に作られ、
骨折を速く強く治します。
それだけでなく、
治癒後に金属インプラントが体内に残らないのも
メリットの1つです。
日々勉強中です!!!