未完の家

こんにちは!獣医師の原田です。

いよいよ暖かい日も増えてきて、春を感じますね。うちの周りでもふきのとうや、つくしが出て、野鳥が庭に集まり始め、雑草が伸び始めました。笑

先日三年前に引っ越して以来、二度目のリフォームを行いました。前回はキッチン周りの棚の設置で、今回は和室を板張りに変えます。子供が増えこれまでのリビングスペースでは狭くなってきたため、それを拡張することにしました。そして今回は、半分自分でやって、板張りの仕方を教えてもらうことも大きな目的でした。

 

原田家は古民家をリノベーションしているのですが、三年前に住み始めた時点で、室内はおおよそ60%程しか完成していませんでした。二階は古材を全て取り除いただけで、全く触っていない状況です。将来的には子供部屋にするために床を張り替え、壁も塗っていく予定です。暮らしながら、変化する状況に応じて自分で変えていくことができるのは、すごく合理的でどんどん更新していけるので楽しいです。一般的な新築は建った瞬間がピークで、後は劣化してしまう運命にありますが、うちはスタート地点が半分で、徐々に新しくしていけるので、得した気分になれます。

また自分でできる様になっていると、ある程度は修理もできるので安心です。

貼る板や垂木などの材料は、教えていただく森本建築士さんに準備していただきました。

 

初日

私は不参加で、森本さんに準備をしていただきました。まずは畳を剥がし、畳を載せていた板を垂木の下側に付け替える作業です。

板を剥がしてみると、

穴がいくつか空いており、小さな足跡がいっぱいあったそうです。ヤモリかな?かわいい足跡ですね。余談ですが、ヤモリは人や家の害虫を食べて暮らしておりますので、くれぐれも駆除しない様にお願い致します。臆病で人に危害を加えることもありませんので。

 

板を張り替えてその上に不織布を敷きます。

2日目

不織布を全体に敷き終えたら、その上に下地となる木を、床が水平になる様に貼っていきます。これはとても大切。一本一本慎重にレーザーで測りながらミリ単位で調整します。

それが終わったら、断熱材としてもみ殻燻炭を大量に敷きつめます!これが原田家オリジナルです。もみ殻燻炭はあいとうマーガレットステーションで調達しています。

もみ殻よりも虫は付かないし、炭なので調湿作用や脱臭効果も期待できます。何より安全で安い!!一般的な断熱材と比べての断熱効果がどうかはデータとして比較はできませんが、断熱効果もしっかり感じられます。

鼻の穴まで真っ黒にしながら隙間なく敷き詰めたら、後はいよいよ板張り!

これも床は真っ直ぐではないので歪みに合わせながら、一枚一枚測ってぴったり合う様に貼っていきます。この作業を2日目3日目と行って完成です。

 

ここはさらっと書きましたが、森本さんが様々なテクニックを紹介してくれながら張っていきました。

仕上がりはこんな感じ!(逆光で見にくい!!)

端を合わせるのがかなり難しいですがそれをプロがどの様に合わせていくか、それを実際にみることができたので、大変勉強になりました。

先ほどもお話しした通り、二階は自分でどうにかリフォームしていきたいと思います。後はツリーハウスも作りたいし、玄関前も石畳でアプローチを作りたいし、ハーブ園も作りたいし、やりたいことがいっぱいです。

 

またやり次第ご報告させていただきます!!

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