早期発見の大切さ

こんにちは!受付の西尾です。

やっと花粉症が治まってきて元気です!

今日は我が家で飼っているもぷしーについてお話しさせてください!

チンチラ4歳・男の子です。

もぷしーさん3月末から体調を崩してます。

いつも通り朝にゲージの掃除のためゲージに目を向けると

牧草もペレットも手付かずなうえうんちを1つもしてませんでした。


チンチラは牧草を食べうんちを絶え間なくする動物です。

うんちをしてない時点で『異常』なんです。

けど、大好きなおやつの袋のガサって音に反応し

あげると1つパクっと食べたので『様子見』を選択してしまいました。

お迎えする前に勉強し消化器系疾患になることを多いと認識していたのにも関わらず…

翌朝ももちろん牧草食べずうんちもしておらず

本人も普段バタバタ動いてるのにずっとハウスで寝ていました。

ここで始めて『やばいかも』と思い直しダッシュで通院。

原因はお腹にガスが溜まり腸の動きが止まってると言われました。。

注射を打ち、お腹を動かす薬を1日2回飲んでもらうことに。

けれど、薬を飲んでもうんちも出なくて、

牧草にも手を伸ばす姿は見られませんでした。

なんとかご飯を食べてもらうため、

強制的にスポイトで流動食を食べてもうことをスタートしました!(強制給餌)

小さい割りに力強く逃げてしまうので毎日2人がかりです。

時々力に負けてぴゅーんと逃げてしますことも・・

そうすると最近は必ずゲージの裏へ・・

ここにもぐりこんだら長い!なかなか出てきません。

↑しばらくすると何食わぬ顔で帰ってきます (´口`)笑

体調を崩して約1ヶ月。

まだ1日2回の薬と1日4回の強制給餌をしてますが、

牧草にも興味を示し出しうんちも少なく小さいですが毎日出てます。

(ここまできたうんちも恋しい。笑)

きっとピタっと全てが止まる前になにか兆候はあったはずなんです。

うんちの量や牧草の減る量など。

動物は病気や怪我を隠す傾向があります。

とくにチンチラのような草食動物は防衛本能のため隠します。

発覚したときにはかなり病気は進行していることが多いんです。

もう少し早く異変に気付いていたらこんな辛い思いをさせなくてすんだかも…

なんてあとの祭りですが毎日思ってしまいます。

先程も言ったように動物は病気を隠すことがあり人間のように不調を言葉にできません。

人間より年齢を重ねる速度が早いため病気の進行も早いです。

よく患者様から『なんかいつもと違う気がする』

と、お問い合わせ頂くことがあります。

是非、気づいた時にご来院ください!!!

些細なことでもいいんです。

ペットちゃんの『いつも』をわかってあげられるのは
他の誰でもなく飼い主様です。

『いつもは喜ぶおやつに目を向けない』
『いつもはるんるんで行っていた散歩を嫌がる』
『いつもより寝ている時間が多い気がする』

なにもないかもしれない。

けど、なにか隠れてるかもしれません。

また病気は人間も動物も同じ早期発見早期治療が一番なんです。

定期的な健康チェックをしてあげてください。

今の時期でしたら春の血液検査も実施してますので是非この機会に!

『まだ若いし元気だからな~』

と、思う気持ちすっごくわかりますが

何度も言います。

動物は人間と違って不調を言葉にできないんです!

見た目だけではわからないことたくさんあります!!

また元気なときに元気な数値も知ってあげることも大事です。

そこが異変に気付ける1歩なんです。

大切なペットと長く一緒に生活できるように。

私も最愛なるもぷしーさんと長く一緒にいられように

飼い主として努めあげます!!!

この前足の可愛さには毎日癒されます ( ゚∀゚)

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