こんにちは、院長です。
先日の日曜日に京都フォーラム年次大会という勉強会に参加してきました。
朝から夕方まで、
ランチもセミナーを受けながら
というハードな一日でした。
血液学のセミナー
血液検査は、当院でも導入しているIDEXX社のプロサイトのおかげで、ある程度まで器械が自動で検査をしてくれます。しかし、ここぞという時は、自分たちの目で実際に血液をみて判断しなければいけない時も多いです。もちろん血液検査器械の出して来た結果を正確に診断する技術も大切です。その辺りのポイントと間違いやすい点を教えて頂きました。
皮膚病学のセミナー
ビルバック社のコルタバンスという新しいアレルギーの薬
アトピー性皮膚炎は、なかなか薬をなしでコントロールする事は難しい病気の一つです。
少しでも体に負担のかかる薬を減らす目的で、このコルタバンスを併用療法で使っていい効果出てます。局所のかゆみを抑え、体の中には吸収されないというのも、副作用の面でも安心できる薬ですね。
画像診断学は、骨や脊椎のレントゲンの読影ポイントです。
大型犬のびっこの場合、老齢性変化の骨関節炎も多く遭遇しますし、骨腫瘍もまれではありますがレントゲン検査である程度絞り込むことが可能です。
獣医師になって十数年経っても、日々勉強です。
医療の進歩、器械の進歩に遅れをとらないようにがんばらないと!