こんにちは、獣医師のこくぶです。
前回の院長ブログに今回のブログ内容を予告されてしまったので、今回は肝臓腫瘍のセミナーについて書きますね。(セミナー行っても講演内容は書かずにいこうと思ってたのに・・・ぶつぶつ)
肝臓の腫瘍や外科的アプローチなどはブログで書く内容ではないので、あくまでも簡潔に
肝臓は沈黙の臓器ですので、よっぽどのことがない限り症状を出してこないことがほとんどです。
何か最近調子が悪そう・・・とか、よく吐くのよね・・・
などと言って検査をしてみると血液検査で肝臓の
数値が異常に高かったり、画像検査で異常が見つかることがあります。
あまり多いケースではありませんが、中には検査をしたら肝臓がほとんど腫瘍化しているなんていうこともあります。
基本的に、そのような場合、薬では治りませんので、外科的に手術をしなければなりません。
あまりにも大きくなっている腫瘍などでは、TVドラマなどでもみたことがあるかもしれませんが、お腹を開けたけれど、取りきれずそのままお腹を閉じることもあります。
今回のセミナーでは、そのように大きくなって今までのアプローチでは諦めざるを得なかったケースでも、違う方法によりアプローチがよりしやすくなり、可能性が拡がるような方法を学んできました。
帰りには、お楽しみの食事会があるものだと思ってルンルンしていましたが、セミナー終わったのが24時前でしたのでどこもお店はやっておらず、その日の夕食はお預けとなりました(涙)ちゃんちゃん。