先日、厚生労働省ホームページで、犬・猫の咬傷から人に感染するズーノーシス「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」に関する情報ページがアップされました。
病院への問い合わせも多くなってます。
とくに注意！！
【 ご家族のなかに高齢者・幼児がいるオーナーへ 】
細菌やウイルス、寄生虫による感染症には、ペットから人にうつる病気（ズーノーシス）があり、特に糖尿病などの基礎疾患が見られる中高齢の方や、免疫力・抵抗力の弱い幼児などに感染・発症しやすく、重症化する傾向があります。
『感染のリスク』
◎犬・猫の口腔内には常在菌があり、咬傷や引っかき傷によってパスツレラ症や上述のカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症などの感染リスクがある。
◎犬・猫の口のまわり・被毛に付着した虫卵やノミが、何らかの拍子に口の中に入ると、犬回虫幼虫移行症や瓜実条虫症などの感染リスクがある。
『予防するために』
◎ペットとの過度のスキンシップは避け、触れ合った後は手洗いなどを確実にするようしてください。
◎日頃からペットに寄生する寄生虫の定期駆虫をしましょう。
『定 期 駆 虫 をはじめましょう』
高齢者・幼児への感染症予防対策は、現在とても大切なことです。
ご家族にそうした方がいるオーナーには、ぜひこの機会に「定期駆虫」をお勧めします。
当院では、ご興味の方に『定期駆虫マニュアル』をお渡ししています。
