オゾン発生装置(TK-20)を導入しました。
動物のオゾン療法が当院で出来るようになりました。
小動物に対するオゾン療法は、注腸法(肛門からオゾンガスを注入)で行う事が多く、全く痛みや不快感がないのが特徴です。
これは、動物自身の自己治癒する力を引き出す治療方法であるとともに副作用が極めて少ない治療法です。
特に免疫力の低下している高齢の動物にはお薦めの療法です。またアレルギー疾患などで、ステロイドの使用を減らしたい場合などにもお薦めします。
オゾン療法の推奨される疾患
皮膚疾患、老齢性疾患、腫瘍、耳疾患、痛みを伴う運動機能疾患、各種感染症、アレルギー疾患、自己免疫性疾患
生体に対するオゾンの作用機序
①細胞の代謝を活性化
②免疫系の調整作用
③生体系の抗酸化能を調整
④消炎鎮痛効果
⑤血小板凝集阻害作用
難しいことを書きましたが、今後いろんな病気で効果を発揮してくれると考えています。
また症例紹介もしていきます。
早速、今日は3頭の治療を行いました。
①私の愛犬 王子君 16歳 心臓病、眼疾患 アンチエイジング
②看護師千代さんの愛犬 ルナちゃん アンチエイジング
③悪性リンパ腫の治療でがんばってるチワワさん 抗腫瘍効果
どの子も、不快感や痛みを感じる事なく治療できました